御開帳概略
4月16日(日)から行われている都筑橘樹 酉歳地蔵菩薩霊場ですが、さっそく結願目指してまわっていますしたが、3日で結願しました。(実質は2日です)近いエリアに固まっていますので車でまわればあっという間に終わってしまいます。
専用の納経帳は各札所で取り扱っています。1番札所にしか売っていないということはありませんので各自まわりやすい順番でまわっても大丈夫です。
前回のは緑でしたが今回は茶色に変わっています。また墨書き部分がすでに印刷されています。
各札所とも近くまで行けば赤い旗が立っています。御朱印対応の方もいらっしゃいますのでスムースにお参りできます。
また各お寺には駐車場があり、地蔵堂のようなところでもわざわざ駐車場を借りて対応して下さっているようです。
アクセスや注意点などについて各札所ごとにご紹介します。基本は各札所の檀家の方々の行事ですので邪魔にならないようにまわってください。
第1番 観福寺
国道246号沿いにありますが上り車線からしか入れません。東京方面からですといったん脇道に入って通り越してから上り車線に入りなおすなどが必要です。カーナビにセットするとうまく案内してくれると思います。
駐車場は広いです。
第2番 市ヶ尾千日堂
田園都市線の市が尾駅から徒歩でも5分とかかりません。地域の集会所になっていて駐車場が数台分あります。
第3番 瑞雲寺
横浜地下鉄グリーンラインの川和町駅前にあります。立派なお寺で広い駐車場もあります。
第4番 浄念寺
よこはまららぽーとの近くにあります。浄念寺というお寺はすでになく、地蔵堂のみが残っています。隣が地域の公民館(浄念寺会館)になっていて御朱印もそちらでいただけます。公民館前に駐車スペースがあります。
第5番 東方町地蔵堂
平成十七年の御開帳の後、龍雲寺の境内に移されたそうです。少し狭い道を上がるとお寺があり駐車場もあります。
第6番 北新羽地蔵堂
地図では北新羽会館で登録されているようです。カーナビになければ近くのナーシングプラザ港北で設定してテニスコートのところを左折するとあります。
駐車場はありませんが前に駐車可能なスペースがあります。
第7番 神隠堂 第8番 浄流寺 第9番 榎堂
第7番の神隠堂は平成17年から浄流寺に管理となり、昭和40年ころに同じく浄流寺の境内に移されていた第9番の榎堂とともに平成25年合祀されたお堂が建てられました。
1度に3か所分いただけますので一気に進みます。
第10番 興禅寺
高田天満宮の向かい。武相不動尊霊場第7番でこちらの御開帳は5月1日からです。
駐車場がありましたが団体のマイクロバスに占拠されてしばらく停められませんでした。
団体とかち合ったら札所を飛ばして時差巡礼するのが良いですね。
第11番 真福寺
日吉は慶応大学のキャンパスに分断されて交通の行き来がとても不便で、カーナビに従ったところ結局良い道がなく日吉の駅まで行く羽目になりました。先に出たはずが団体のマイクロバスに先を越されていたのでもっと良い道があったのだと思います。
第12番 保福寺
東横線と新幹線の線路に挟まれた場所にあります。さらに慶応大学日吉キャンパスが駅前に広がっているので歩くにはぐるっと回る必要があるようです。
第13番 大楽寺
境内が幼稚園の園庭になっています。手前の道に入って境内に入れますが園児にはくれぐれも注意してください。
第14番 能満寺
準西国稲毛三十三観世音霊場16番、武相不動尊霊場6番の札所でもある大きなお寺。駐車場は広いですが、ここに至る道が少し狭いです。ゴミ収集車をすれ違いに少し苦労しました。
5月1日からの武相不動尊霊場御開帳の準備も整っていました。
第15番 蓮花寺
準西国稲毛三十三ケ所観音霊場 第14番、玉川八十八ケ所霊場第22番でもある、こちらも大きなお寺です。
駐車場から少しですが坂を上がります。
第16番 西蔵寺
影向寺十二坊の一つと言われる。本尊の聖観音像は影向寺薬師如来像を彫刻した余り木で制作されたもので「余り木観音」の異名がある。
駐車場の前でマンションが建設されていて騒がしい雰囲気でした。
第17番 影向寺
天平12年(740年)の創建。奈良の東大寺よりも古く関東屈指の古刹。
聖武天皇の勅願によって行基によって建立されたとされる。
国指定の重要文化財の木造薬師如来両脇侍像 3躯がある。
付近はなかなか狭い道ですので運転に注意してください。
第18番 笹野原地蔵堂
東急田園都市線の梶ヶ谷駅から歩いて行けます。第2番市ヶ尾千日堂とともに交通の便の良い札所。
当然車では無理だろうと思って電車で行きましたが、向かいのゴルフ練習場の駐車場の一部を期間中借りているようでびっくりしました。
第19番 東泉寺
準西国稲毛三十三観世音霊場34番。都筑橘樹 酉歳地蔵菩薩霊場の中でもこちらだけ大きく離れたところにあります。
程よい規模の綺麗なお寺です。駐車場も停めやすいです。
関東36不動第6番札所の等覚院の近くです。
第20番 土橋地蔵堂
縁起は明らかではないが鎌倉時代から存在していたとの言い伝えがある。
東名高速道路の用地にかかったため現在の地に移転しコンクリート造の建物に安置された。
東名川崎出口からすぐですが右折できないので先の土橋交差点を右折して入る必要があります。
地蔵堂の駐車場が3台分くらいですがあります。
第21番 鎌田堂
源義朝の家臣の鎌田兵衛正清の屋敷跡にその徳を偲んで建てられたという。
さすがにここは駐車場はないと思いバスで行きましたが、交差点を越えたところに臨時の駐車場が用意してありました。
第22番 観音寺
準西国稲毛三十三観世音霊場13番で2度目の参詣です。
港北ニュータウンの一画にあり、周りを含め区画整理されたきれいな街並みの中にあります。
駐車場は数台分あるのですが、回転スペースが十分でないのか、一台も車がいなかったにもかかわらず、なぜか停めずらいです。
第23番 清林寺
第21番鎌田堂へ行くのと同じバス路線沿いにあります。
准秩父三十四観音霊場の34番札所となります。6年後の御開帳だそうで、また行きたいと思います。
第24番 古梅地蔵堂
霊験あらたかな尊像として古くから信仰されてきた。
住宅街の細い道を走り、さらに細い道を少し入ったところにあります。お堂の前に1台分だけ駐車場がありますので空いていれば駐車可能です。
第25番 義民堂
年貢減免を直訴して亡くなった十九人の菩提供養のために作られた。
地蔵堂は妙法寺境内にありますがお寺との関係はあまりないとのこと。
お寺の駐車場が利用できます。
元々は番外札所であったが25番札所となった。
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