今回は群馬県みどり市をまわる御朱印旅です。
群馬県みどり市とは
みどり市は、2006年(平成18年)3月27日に群馬県新田郡笠懸町、山田郡大間々町、勢多郡東村が合併し、群馬県12番目の市として誕生しました。となりの桐生市とは一体感があってどこか境目かもよくわからないなと思いましたが、調べてみたところ、やはりいろいろ経緯があったみたいです。
北関東36不動第8番 南光寺
まずは市内の笠懸町にある南光寺に向かいました。こちらは北関東36不動第8番の札所に当たります。
車を停めてお寺にお参りしましたが納経所が見当たらず、見回すと幼稚園側に狭い道がありそこから庫裡へと行くことができました。
こちらはさらに新上州観音霊場三十三カ所や関東八十八か所の札所にもなっています。聞いてみると新上州観音霊場三十三カ所の専用納経帳の在庫があるとか。早速購入させていただきました。また関東八十八か所の専用納経帳もあったのですが相当古いものらしくきたなくてとてもお売りできないとのことでしたので、こちらはあきらめました。
お寺は新田家ゆかりのお寺で大塔宮護良親王に仕えた南の方が移り住んだと言われています。
大間々神明宮
笠懸町からさらに山に向かって走り、大間々地区を目指します。関東平野の北端で産業もあまりなさそうな所でどうして町があるのか不思議な感じがしましたが、調べたところ、江戸から日光へ向かい足尾銅山を通る「あかがね街道」の宿場町として、または生糸の集積地として栄えたそうです。
加須・館林・桐生から山間部を抜けて日光へ至る「あかがね街道」は現在の国道122号線に当たりますが、今は主要なルートとは言えず、私も今回初めて知った次第です。
大間々神明宮は国道から右に折れてしばらく走ると広い駐車場があり、そちらに鎮座しています。市の名前「みどり市」ではないですが、緑豊かなとても綺麗な神社です。
裏手にわたらせ渓谷を見ることができる遊歩道がありましたので、少し歩いてみました。
貴船神社
神明宮からさらに山に向けてしばらく走ると貴船神社に到着します。途中かなりさびしい雰囲気で「大丈夫かな」という気分になります。
鳥居の前に数台の駐車スペースがありましたので、そちらに車を置いて階段を登ると本殿に到着します。
10世紀からの歴史がある由緒ある神社でとても立派です。初詣には大変な人出になるとのことです。
こちらではオリジナル御朱印帳もありましたので購入しました。
境内から渡良瀬川が見渡せ、水の神様を祀った先人の気持ちがわかるような気がしました。
御朱印はこちら