奈良交通の定期観光バスで一番人気のコース「法隆寺・西ノ京」に参加し御朱印をいただきました。
法隆寺・西ノ京コース概況
運行期間:毎日運行 所要時間: 約7時間(9:55発) 案内地: 法隆寺 中宮寺 慈光院 薬師寺 唐招提寺 平城宮跡・朱雀門(車窓) 料金 :大人 7,500円 小児 3,530円 (薬師寺 玄奘三蔵院「大唐城壁画」公開期間と非公開期間では料金が異なる。)
スケジュール
ツアーの状況
平日の乗車にもかかわらずほぼ満席でした。ほとんどが老人の夫婦または女性のグループで、1人参加は私だけでした。
前日は奈良駅前の天然温泉 吉野桜の湯 御宿 野乃 奈良(ドーミーインチェーン)に宿泊しました。
綺麗で快適なホテルでした。奈良駅のすぐそばなのでツアー参加にはとても便利です。 なお前日に奈良に行きましたので市内の漢国神社への参拝も行いました。
法隆寺 奈良県斑鳩町
法隆寺 以和為貴の御朱印
大和北部八十八ヶ所霊場の第50番札所の御朱印
聖徳太子御遺跡霊場第14番札所の御朱印
聖徳太子御遺跡霊場第18番 成福寺の御朱印
オリジナル御朱印帳
法隆寺は聖徳太子ゆかりの寺院で7世紀に創建されました。西院伽藍は現存する世界最古の木造建築物群です。
ツアー最初の目的地です。一回りするのにかなりの時間がかかります。
御朱印をいただく時間はあまりないので、宝物館を見学する時間を早めに切り上げて御朱印をいただきに行きました。
4種類御朱印をいただくことができましたが、普通は1種類しか書いていただけないことも多いようです。
拝観料は驚きの1,500円。宝物館の拝観も込みですがかなり強気の料金設定です。
なお、こちらを含め、すべての拝観料がバスツアーの料金に込みですので、ツアーの料金はかなりお得になっていることがわかります。
東院夢殿です。
【名称】
法隆寺(別名:斑鳩寺) 聖徳宗総本山 本尊:釈迦如来 南都七大寺7番、聖徳太子霊跡14番15番、神仏霊場巡拝の道第26番、大和北部八十八ヶ所霊場 第50~51番
【所在地】
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
中宮寺 奈良県斑鳩町
中宮寺の御朱印
聖徳太子御遺跡霊場第15番札所の御朱印
中部尼寺めぐり霊場第15番の御朱印
法隆寺に隣接する、聖徳太子ゆかりの寺院です。
法隆寺と同じ頃、7世紀前半の創建と推定されるが詳しい事情などはわかっていません。
聖徳太子が母・穴穂部間人皇女(間人皇后)の宮殿を寺としたとも言われている。
江戸時代初期に門跡寺院となり現在の地に移転したとここと。国宝の木造菩薩半跏像と天寿国繍帳残闕は有名です。
法隆寺に引き続きの参拝です。となりにありますので歩いての移動です。
我々一行以外に参拝客がなかったのでゆっくり拝観できました。御朱印は拝観受付で御朱印帳を預けておくと良いです。
国宝の木造菩薩半跏像は噂通り惚れ惚れする美しさでした。
この後、法隆寺の門前の飲食店で各自昼食となりました。事前に頼んでおくとお弁当と席が用意されますが、別に何軒もお店があるので大丈夫です。
【名称】
法興山中宮寺 聖徳宗 本尊:(伝)如意輪観音 聖徳太子霊跡15番、中部尼寺巡り15番、神仏霊場巡拝の道 第27番
【所在地】
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1-1-2
慈光院 奈良県大和郡山市
慈光院の御朱印
寛文3年(1663年)に石州流茶道の祖・小泉藩主片桐石見守貞昌が創建したお寺です。大和平野を一望する借景庭園で知られます。
茶道のお寺という雰囲気が出ています。
拝観料はお茶付きで1,000円ですがこれもツアー料金に含まれています。入ったところでお土産品などを販売していて御朱印はそちらでお願いできます。
拝観と説明を受けている間に書いていただけます。
【名称】
円通山慈光院 臨済宗大徳寺派 本尊:釈迦如来
【所在地】
奈良県大和郡山市小泉町865
薬師寺 奈良県奈良市
薬師寺の御朱印
西国薬師霊場第1番の御朱印
弥勒佛の御朱印
大和北部八十八ヶ所霊場第49番の御朱印
オリジナル御朱印帳
薬師寺・玄奘三蔵院伽藍の御朱印
興福寺とならぶ法相宗大本山です。
天武天皇9年(680年)天武天皇の発願により、飛鳥の藤原京に造営が開始され、平城京遷都後に奈良に移転したとされます。
ただし飛鳥の薬師寺も本薬師寺として10世紀まで存続しました。
その後に天禄4年(973年)の火災と享禄元年(1528年)の筒井順興の兵火で多くの建物を失いました。残念ながら。奈良時代に遡れるのは東塔のみです。
玄奘三蔵院の「大唐西域壁画」は日本画家の平山郁夫の作。こちらの御朱印のみは玄奘三蔵院で書置きとなります。
【名称】
薬師寺 法相宗大本山 本尊:薬師三尊(国宝) 西国薬師四十九霊場1番、南都七大寺6番、神仏霊場巡拝の道 第25番、大和北部八十八ヶ所霊場 第49番
【所在地】
奈良県奈良市西ノ京町457
唐招提寺 奈良県奈良市
唐招提寺の御朱印
オリジナル御朱印帳
南都六宗の1つである律宗の総本山です。
開基の鑑真は教者に戒律を授ける「導師」「伝戒の師」として日本に招請された。鑑真は苦難の末66歳で渡来、その10年後76歳の時にこの地で没した。 このあたりのエピソードは教科書などにも記述されているほど有名です。
このツアー最後の目的地です。
ここもいかにも中華風の巨大なお寺です。
御朱印帳は紙質が良く表紙もゴージャスで素晴らしいです。
ここからバスで奈良駅まで戻りツアー終了です。
1日で7,500円と高いなと思いましたが拝観料込なので実はとても「格安な」ツアーでした。
奈良公園+このツアーで奈良の代表的なところは抑えられますので、奈良初心者の私にとってメリットは大きかったです。
【名称】
唐招提寺 律宗総本山 本尊:廬舎那仏(国宝) 神仏霊場巡拝の道第24番、大和北部八十八ヶ所霊場 第26~27番
【所在地】
奈良県奈良市五条町13-46
法隆寺・西ノ京コース御朱印MAP