いよいよ来る4月16日(日)から5月7日(日)まで都筑橘樹 酉歳地蔵菩薩霊場が御開帳になります。
以前、東泉寺で前回の平成十五年の御開帳時に作られた専用納経帳を購入していたので、今回の御開帳を心待ちにしていました。こういうマイナーな霊場のお寺のほとんどは檀家寺ですので、普通の日に御朱印をお願いするのも申し訳ありません。こういう受け入れ態勢のあるときはチャンスですので是非ともいただきたいと思います。
横浜市都筑区、港北区や川崎市を中心とした寺院で構成される霊場です。東京や神奈川に住んでいる方にはゴールデンウィークの御朱印巡りにちょうどいいのではないでしょうか。
都筑橘樹 酉歳地蔵菩薩霊場とは
横浜北部の都筑区を中心に港北・青葉区や川崎市の高津・宮前・中原区に点在する二十五ヵ寺による地蔵菩薩の霊場で12年に1度、酉年のときに御開帳になります。
その歴史は結構古く江戸時代中期に成立したと言われています。
都筑橘樹 酉歳地蔵菩薩霊場札所
一番 観福寺 横浜市青葉区荏田町
二番 千日堂 横浜市青葉区市ヶ尾猿田
三番 瑞雲寺 横浜市都筑区川和町
四番 浄念寺 横浜市都筑区池辺町
五番 地蔵堂 横浜市都筑区東方町
六番 北新羽地蔵堂 横浜市港北区新羽町
七番 神かくし地蔵堂 横浜市港北区新吉田町
八番 浄流寺 横浜市港北区新吉田町
九番 地蔵堂 横浜市港北区新吉田町榎堂
十番 興禅寺 横浜市港北区高田町
十一番 真福寺 横浜市港北区下田町
十二番 保福寺 横浜市港北区日吉町
十三番 大楽寺 川崎市中原区木月
十四番 能満寺 川崎市高津区千年
十五番 蓮花寺 川崎市高津区久末
十六番 西蔵寺 川崎市宮前区野川
十七番 影向寺 川崎市宮前区野川
十八番 笹野原地蔵堂 川崎市高津区末長
十九番 東泉寺 川崎市宮前区平
二十番 土橋地蔵堂 川崎市宮前区土橋
二十一番 鎌田堂 横浜市都筑区東山田
二十二番 観音寺 横浜市都筑区東山田
二十三番 清林寺 横浜市都筑区大棚町
二十四番 古梅地蔵堂 横浜市都筑区牛久保東
二十五番 義民地蔵 川崎市高津区末長(番外より二十五番となる)
専用納経帳にあったものを写しました。
地図はこちらのHPで紹介されています。
町名以下の番地は私も調べましたが見当たりませんでした。地図を参考にしながら前もってGoogle Mapで調べようと思っています。
各札所の特徴とまわり方
ほとんどのお寺は行ったことはありませんが、このエリアは3年前の平成26年の准西国稲毛三十三観音霊場の御開帳でまわったエリアと被りますのでその感じからすると電車・バスで行くとすると1日10か所がやっとかなと思ってます。反対に車ですと中には極端に狭い道や駐車場がなかったりという可能性もあり、よほど事前に下調べをしておく必要はあるかなと感じています。
何しろ札所の中で行ったことがあるのは十四番能満寺、十七番影向寺それに納経帳を買った十九番東泉寺だけです。先ほどの地図を提供して下さっているサイトが一番詳しそうです。熟読してしっかり予習しようと思います。
サイトはこちらです。
霊場専用納経帳ととりまとめのお寺について
なお霊場専用納経帳は1500円、御朱印は各300円とのことです。
納経帳が1500円ということは前回の上の写真のような紐でくくるタイプではないかもしれません。新しいタイプであれば新たに購入するつもりです。霊場のとりまとめは一番札所の観福寺さんだそうですので、そちらであれば取り扱っていると思われ、まずはそちらへ行ってみることにします。
またいくつか地元紙などでも御開帳が取り上げられています。
5月には今度は武相二十八不動霊場の御開帳も控えていますので、東京・横浜エリアの御朱印ファンは忙しくなりそうです。
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