御朱印を始めたばかりの方はとにかく情報がほしいものです。どこをどうまわったらよいかもわからないですし、そもそも基本的な作法などに不安を覚える方もいらっしゃると思います。私もそういう経験がありましたので、これまで私が参考になった本をご紹介します。
御朱印ブック
御朱印初心者の方にはこれがおすすめ。神社、お寺へのお参りの仕方から御朱印のいただき方など基本的な事柄を丁寧に説明してくれています。写真も多くとても読みやすい本です。
御朱印集めの参考コースや御朱印帖を収納する手作りカバーやバッグの作り方も紹介されており御朱印を集めだして間のない方には重宝する一冊かと思います。
永久保存版 御朱印アートブック2
大人気の永久保存版 御朱印アートブックの続編です。御朱印がブーム化している昨今、新たに綺麗で美しい芸術的な御朱印を提供していただける寺社が増えてきました。
寺社めぐりがもっと楽しくなる! お寺と神社の地図帳
全国の「代表的な」寺社が地図に掲載されています。御朱印旅行を始めたころの方にはとても重宝する本です。初めのころはどこをどう行ってよいかもわからないと思いますので、この本を参考に地図上で旅行計画を立てていくのがわかりやすいです。
最初の1~2年はこの本に出ている寺社をまわってみると良いと思います。
ただしそれ以上になるとこの本では物足りなくなるかと思います。「代表的」とカッコを付けているのは、そういう意味です。この本が物足りなくなったらもはや初心者ではないということでしょうか。
なおこの本はあくまで観光用に作られた本ですので全ての寺社で御朱印をいただけるわけだはありませんのでご注意下さい。
この本はいったんは廃盤になっていて、一時はアマゾンでプレミアムがつき定価の倍以上で売られていましたが、ハンディ版として復活しました。確かに便利な本ですので人気になるのもわかります。
戦国武将ゆかりの神社とお寺でいただく御朱印ハンドブック
人気の戦国武将にゆかりという切り口が面白いです。
徳川家康、織田信長、豊臣秀吉、加藤清正、武田信玄、伊達政宗、など人気の高いところから、津軽為信、佐竹義宣、井伊直政などの渋いところまで押さえています。
京都の寺社505を歩く<上><下>
京都に御朱印旅行に行くならとてもおすすめです。
本の筆者の方が歩いて訪れた寺社を順を追って紹介されています。観光地として有名な大きな寺社だけでなく、世間的にはあまり有名でない小さい寺社も丁寧にまわってくれています。
こういうまわり方はまさに御朱印旅行と全く同じで、実際に自分がまわった地域がほぼ同じ行程で紹介されていたのにはびっくりしました。
さらにこの本の良いところは、内容的に「深さが丁度良い」というのがいいです。
ガイドブックのように浅いわけではないけれども、専門書のように深すぎるということもありません。
各寺院の成り立ちや歴史的な経緯などを説明してくれていて大変勉強になります。
御朱印旅行をされる方は「寺社や歴史に相当な興味があるけれど研究者や専門家ではない」という立ち位置の方が多いかと思います。まさにそのレベルの方が興味深く、ストレスなく読める、そういう本です。
このブログに訪問された方には絶対に気に入る本かと思います。
仏像鑑賞入門
この本のタイトルだけ見ると仏像に関する細かい知識が書いてある本かと思うかと思います。
しかしこの本は、そうではなく仏像の歴史にポイントおいた私好みの本でした。
御朱印をまわりだしてから様々なお寺でいろいろな仏像を見てきてとても興味を持つようになりました。むしろ最近は仏像鑑賞に重きを置いて、その機会に御朱印をいただくということも増えてきています。
これまで私は仏像について特段の勉強もせずに見ていますが、できれば本格的に勉強してみようかなと思ています。そういう意味でこの本は仏像のあり方のようなものを概略的に説明してくれていて、これから深く勉強する上での「頭の整理」にもってこいの本かと思います。
この本では奈良の仏像を強くおしており、奈良に仏像見学の旅に行きたくなりました。これまで奈良へはあまり訪れていないのでこれを機会に足を向けてみようかと思います。
Kindle Unlimited
御朱印関連の本はその他たくさんありますが、一部の人気本を除いてそれほど商業ベースに乗っているわけではないので、アマゾンの読み放題サービスである Kindle Unlimitedで0円で提供されている本がたくさんあります。
アマゾンで売れている人気本の中でも全国神社の御朱印開運しあわせ散歩 (DIA Collection)、江戸・東京 札所めぐり 御朱印を求めて歩く 巡礼ルートガイドなど1,000円位で売られている本を定額月980円で読むことができます。
初回30日は無料ですので、読みたい本があれば、とりあえず加入して読んでおいて、気に入ったら、そのまま継続するのが良いかと思います。
電子書籍リーダー
Kindle Unlimitedは電子書籍のサービスです。もちろんスマホやタブレットでも読むことはできますが本格的に読むのであれば専用端末がおすすめです。
スマホやタブレットでは字が小さくて、長時間読んでいますと目が疲れたりしますので、専用の電子書籍リーダーで読むのが快適です。
機種はKindle Paperwhiteがおすすめです。これ以下の廉価版ですと重かったり暗かったりと今一つですし、余程のヘビーユーザー出ない限り、上位の高級機種を買うのは値段が倍以上するのでもったいないです。
Amazonのセールの時に安く買えたりしますので小まめに価格をチェックして買うと良いでしょう。
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