ゴールデンウイークの家族旅行の一環として六善光寺のうちの残りの4寺院を巡ることとしました。GW期間中の道路混雑やホテルの予約が心配でしたが最終日の5月5日、6日の日程ならば何とかなりそうなので行くこととしました。
駒ヶ根の光前寺
中央道でまずは飯田の元善光寺へ向かいましたが、その前に駒ヶ根の光前寺へ。天台宗の古刹で早太郎伝説でも有名だそうです。
高原の気候からか涼しい境内は気持ちよかったです。売店にて御朱印をいただくとともにオリジナル御朱印帳を購入しました。
元善光寺
続いて飯田の元善光寺へ。こちらのお寺は本多善光が、難波の堀江(現在の大阪市)で一光三尊(善光寺如来)の本尊を見つけて始めに持ち帰ったお寺です。
当日は臨時駐車場に誘導されてしまい少々歩きましたが境内はそれほどの混雑もなくスムースに参詣がさきました。また御開帳記念としてご戒壇巡りや宝物館も無料でした。納経所にて御朱印をいただきオリジナル御朱印帳を購入しました。
フランス菓子MARRON
参拝の後、市内の「フランス菓子MARRON」という店でケーキを食べて小休止しました。美味しかったのでさらに夜のホテルで食べるように焼き菓子を買うことにしました。調べてみると「りんごバームクーヘン」が有名らしいです。
その後できれば今日中に関善光寺までまわってしまおうと向かいましたが、あいにく恵那山トンネルでの故障車渋滞に巻き込まれ、仕方なく直接ホテルに向かうこととしました。ボロイ車を使う心無い1人のドライバーのせいで大勢の人の休日の貴重な時間が無駄になるということに無性に腹立たしさを感じました。
宿泊は岐阜郊外のアレモ二―テラッセという結婚式場付属のホテルを利用しました。そこそこの値段で空いているところがそこしかなかったというのが本音ですがホテルは結構綺麗で豪華だったので良かったです。バブル期にできた雰囲気でしたので家具も高級なものでした。
部屋はなぜか予約したわけではないのですがスイートルームをいただけて広く使えて快適でした。また食事も期待していなかったのですがかなり美味しく、下手に外に出ないで良かったです。
岐阜善光寺
翌日は岐阜市内の岐阜善光寺から。
こちらは織田家ゆかりのお寺で武田家を滅ぼしたときに善光寺如来像を一時保管していたところに建てられています。六善光寺の中では唯一ご戒壇巡りはできませんが、お寺の方が親切にご案内して下さり大変感じの良いお寺でした。納経所にて御朱印をいただきました。御朱印帳はオリジナルのものではなかったようですので購入はしませんでした。
伊奈波神社
そこから徒歩でとなりの伊奈波神社にお参りし御朱印をいただきました。すごく大きな神社でこちらが「主」、お寺が「従」という感じでしょうか。またオリジナル御朱印帳を販売していましたので購入しました。
真清田神社
そのあと北の関善光寺を目指すか、南の善光寺東海別院を目指すか迷いましたが、昼過ぎの関について「うなぎ」を食べたいので、まずは南へ向かいました。途中で尾張一宮である真清田神社を参拝しました。尾張一宮だけあって大きく壮麗な神社でした。
善光寺東海別院
そこから稲沢市の善光寺東海別院へ。稲沢市という地名はそれまで知りませんでしたのでこういう機会がなければ多分訪れることもない街でしょう。こういう経験を積めることも御朱印巡りの良いところかと思います。
こちらはご戒壇巡りが変わっていて、手の甲に光る印をつけることと目的地が鍵ではなく極楽を表現した世界ということです。いきなり明るくなって少しびっくりしました。
御朱印をいただき、こちらでもオリジナル御朱印帳を購入しました。
関善光寺
最後に高速を北上し関善光寺に向かいました。町ぐるみで御開帳を盛り上げようという感じで好感が持てました。何かほのぼのとして良い雰囲気のお寺でした。こちらのご戒壇巡りも変わっていて卍型をしています。気をつけて歩かないと前にぶつかってしまうので注意です。
こちらでもオリジナル御朱印帳を購入しました。こちらで六善光寺同時御開帳を結願しました。
うなぎ「辻屋」
その後に遅い昼食を関の街中にある「辻屋」でとりました。うなぎの人気店でいつも混んでいるそうですが、今回は弊店間際だったためすんなり入れました。柔らかくて、かつ味がしっかりしておりとても美味でした。また関へ行った際には再訪したいと思います。
さらに関にて名物「関の月」をお土産に買いました。
関から一路東京まで帰りましたがあまり渋滞に巻き込まれずに着くことができました。名古屋方面には第二東名が豊田まで開通したらまた車で行きたいと思います。