塩釜神社へ
午前中に仙台の南を回り、午後は高速を北上して塩釜、松島を目指します。仙台市内をとも考えたのですが、せっかくレンタカーを借りたので市内はまたの機会に譲ることとします。
まずは塩釜神社へ。少し入り口が分かりにくかったのですが広い道から入って坂を登ったところに駐車場がありました。
駐車場から入いり、手前にある志波彦神社へお参りしました。こちらは延喜式の名神大社として、もともとは別の場所に鎮座していましたが、明治13年にこちら鹽竈神社の境内に遷座されました。
当日は残念ながら工事中の参拝となりました。御朱印は鹽竈神社の授与所で一緒にいただけます。
坂道を少し昇り続いて鹽竈神社に向かいます。こちらは陸奥国最大の神社ですがなぜか式内社ではなく、また主祭神の塩土老翁神も謎が多く、何とも不思議な神社です。鹽竈神社の御朱印は志波彦神社のものと見開きでいただけます。500円でした。
参拝後に併設の博物館の見学をしました。
塩釜でお寿司を堪能
せっかく塩釜に来たので昼ご飯は一番人気店の「すし哲」にトライしてみることにしました。少し離れたところにある駐車場に停めて行ってみると昼の閉店間際だったせいかすんなりカウンター席に座れました。
上品な味のお寿司であっという間に全部食べてしまいました。
日本三奇「御釜神社」
食後に街中にある鹽竈神社の末社「御釜神社」へ。「塩竈」の地名の由来とされる竈が境内に安置されており拝観料を払うと見学させていただけます。日本に異変があるときには釜の水の色が変わるといわれており、2011年の東北大震災の直前にも水の色が変化したといわれています。
兵庫県の生石神社の石の宝殿、鹿児島県・霧島神宮の天逆鉾、そしてこの御釜神社の神釜は日本三奇とされています。
松島・瑞巌寺
塩釜からさらに国道45号線を北上して松島に向かいます。観光地なので各々に駐車場はないので瑞巌寺の近くの有料駐車場に停めました。
瑞巌寺は平安時代に円仁によって開創され、江戸時代は仙台藩伊達家の篤い庇護を受け大いに栄えたお寺です。本堂・御成玄関、庫裡・回廊は国宝に指定されています。
当日は各所工事中であまり見所はなかったのですが雰囲気だけ味わえました。
また御朱印は拝観受付でいただき、オリジナル御朱印帳も購入しました。オリジナル御朱印帳は紙質の良いものでおすすめです。
お隣の円通院へ
続いてとなりの円通院に歩いて行きました。こちらは「白華峰西洋の庭」(6,000m2)にバラを植えて一般の観覧に供したため、「薔薇寺」の異名でも呼ばれています。
こちらも拝観受付にて御朱印をいただきました。
奥松島・富山観音
お土産を購入し、まだ帰りの時間まで余裕があったので、もう一箇所、奥松島の富山観音 大仰寺へ。
松島と言っても山の方なので観光客は皆無です。山の中ほどに車を停めて階段を歩いて登ります。
富山観音からの眺めは松島四大観のひとつとして知られるだけに素晴らしかったです。
御朱印は観音堂から少し下ったところにある大仰寺でいただきました。
最期に結構歩いて疲れてしまいましたが予定通りの日程で回れました。