東福寺ではたくさん御朱印がいただけます。
紅葉で有名な東福寺ですが、こちらは塔頭寺院を併せてたくさん御朱印をいただけるお寺としても知られています。
この日は紅葉を楽しみながら1日かけて御朱印をいただいてまわることにしました。
御朱印は同聚院、霊雲院、一華院、東福寺(+御朱印帳)、龍吟庵、即宗院、最勝金剛院、正覚庵、東光寺、天得院、芬陀院、毘沙門堂勝林寺(+御朱印帳)、盛光院と13か所でいただきました。
東福寺には塔頭寺院がたくさんあり、うまく回らないと戻るのも大変ですので初めから回る順番を決めて行くのが良いと思います。
情報ではもう少しいただけるところもあったのですが当日はあいにく閉まっていていただけませんでした。またの機会に訪れてみたいと思います。
JRで京都駅まで行き、そこから奈良線に乗り換えて東福寺駅から歩きました。東福寺は駅から徒歩10分とありましたが、途中から塔頭寺院が並び、体感的には5分とかからない気がして楽に歩けました。
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同聚院、霊雲院、一華院
東福寺へ向かう途中で同聚院、霊雲院、一華院に立ち寄りました。
同聚院
こちらは今では小さいお寺ですが、平安時代の大寺「法性寺」の五大堂に安置されていた「丈六・不動明王坐像」が御本尊です。この265cmの巨大な不動明王像は平安時代後期の名仏師「定朝」の父であり師匠の「康尚」が作ったとされている大変貴重なものです。拝観料200円でしたが絶対に見るべきかと思います。
同聚院の御朱印
霊雲院
こちらは九山八海の庭、臥雲の庭で知られています。
少し奥まったところにあるため拝観している方がほとんどおらずゆっくりできました。
霊雲院の御朱印
一華院
こちらもお庭が有名で「依稀松の庭」として知られています。お茶とセットでの拝観のようでしたのでこちらは御朱印のみいただきました。
本尊「白衣観音」の御朱印
一華開五葉の御朱印
朱雀の御朱印
東福寺へ
まだこのエリアで御朱印がいただける塔頭寺院がありますが、そちらは帰りにいただくことにしていよいよ東福寺に入ります。
臥雲橋
まずは紅葉の見どころとして知られる「臥雲橋」を渡ります。
立ち止まっての写真撮影は混雑につながるので歩きながら撮影しました。
さすがに有名なだけあって見事な風景です。
臥雲橋を渡り東福寺の境内に入ります。
東福寺 通天橋
午前の早めの時間でしたがすでに大勢の人です。
東福寺境内は拝観料はありませんが通天橋の拝観には拝観料が必要です。
外国人観光客がたくさんいました。
きれいな紅葉です。
このあたりは有名な風景です。
写真撮影の方が多く、場内はところどころ渋滞していました。
なかなかの距離を歩きました。
本堂まで戻りました。
御朱印はこちらの御朱印所でいただけます。
御朱印帳もありましたが、期間限定御朱印帳のみの販売で、通常のものはありませんでした。
東福寺 御朱印
東福寺オリジナル御朱印帳
方丈拝観
朱印所の横にある庫裏から入ります。拝観料は400円でした。
南庭です。こちら東福寺の方丈庭園は昭和の作庭家・重森三玲が作庭したもので、古いものではありませんが高い芸術性が評価されています。
再び塔頭寺院へ
方丈庭園を拝観して再び周辺の塔頭寺院を回ります。境内を奥の方に進むと龍吟庵と即宗院があります。
偃月橋を渡って向かいます。ここからの紅葉も綺麗ですが、ここまで来ると人はかなり少ないのでゆっかり渡れます。
龍吟庵
まずは奥にある龍吟庵へ。東福寺第三世住持、無関普門(大明国師)の住居跡で、東福寺塔頭の第一位です。
応仁の乱以前にさかのぼる室町時代初期に建造された現存最古の方丈建築です。
枯山水の庭は重森三玲の手によるもので昭和39年の作です。
龍吟庵の御朱印
即宗院
次に手前の即宗院に入ります。
藤原兼実の山荘「月輪殿」跡に建てられた島津家ゆかりのお寺です。西郷隆盛と月照上人が密談をした場所としても知られていることから、来年の大河ドラマにも登場するかもしれません。
即宗院の御朱印
最勝金剛院
境内に戻って奥の道を少し歩き左折して最勝金剛院向います。
そこそこ歩きますが、特に宣伝もないので不安になります。特別拝観等はやっていませんが書置きの御朱印をいただきました。
最勝金剛院の御朱印
もとに戻り本堂を反対側から眺めます。
境内の外の塔頭寺院を訪ねる
正覚庵、東光寺、天得院、芬陀院
門を出てまずは左に向かいます。正覚庵です。「筆の寺」として知られています。
ここまで来る人はあまりいないようで御朱印を書いていただけました。
正覚庵の御朱印
こういうふうに大きく掲示してもらえると助かります。
となりの光明院は拝観はしていましたが御朱印はいただけませんでした。
戻って東光寺です。
疲れたので抹茶をいただきました。いただいている間に御朱印をいただきました。
東光寺の御朱印
さらに天得院です。
こちらではお食事プランなどもありましたが御朱印だけいただいて帰りました。後でしったのですがオリジナル御朱印帳もあったようです。
天得院の御朱印
少し下って芬陀院です。雪舟の庭ということで拝観しました。
芬陀院の御朱印
桂昌院、大機院、明暗寺は御朱印はいただけないようでした。
毘沙門堂勝林寺、盛光院
駅方面に戻って毘沙門堂勝林寺に向かいます。こちらのカラフルな御朱印は有名です。
毘沙門堂勝林寺
毘沙門天像の説明もありゆっくりと拝観させていただきました。
勝林寺の御朱印
勝林寺オリジナル御朱印帳
御朱印を期間限定のものを数種類購入しましたが、かなりの出費でした。せっかく来たのだからとついつい買ってしまいがちですが、そこまで乗せられてお金を使うのもいかがなものかと思います。
オリジナル御朱印帳は値段も高かったですが質の高いものでした。
盛光院
最後に盛光院に入ります。一日歩き回りましたのでかなり疲れてしまったので、ここで再度お茶をいただくことにしました。
入ったときはほとんで人がいなかったので、寛いで本日いただいた御朱印を眺めていました。
盛光院の御朱印
一休みしたところで、本日の日程は終了してホテルに戻りました。
なお今回は行きませんでしたが近隣のこちらでも御朱印をいただいています。
法性寺 洛陽二十一番 の御朱印
延長二年(九二四)に左大臣藤原忠平が創建しました。 以後、藤原一門の加護を受け、平安時代を通じて大いに栄えた藤原家の氏寺ですが焼失。その敷地は現在は東福寺の境内となっています。
現在、国宝に指定されている観音様は創建当時の仏像で、灌頂堂の本尊と伝えられ「厄除観音」の名で知られています。
こちらも東福寺駅から徒歩で行きました。 門が閉まっていて少し入りづらいですが中に入り御朱印をいただきました。
東福寺エリア御朱印MAP
大きくてよくわかる京都の御朱印 (淡交ムック) [ 梓 結実 ]