塩船観音寺に向かう
この日は塩船観音寺を第一目標として、青梅一帯の寺社をまわる日程で出発しました。
高速を使ってもあまり時間が変わらなさそうなので、環八から青梅街道を走って行きました。途中まではすこぶる順調でしたが青梅に入ろうかというところで沿道で火事があったらしく、その関係で少々渋滞してしまいました。
塩船観音寺は青梅の駅の方には向かわずに環状道路のような道を上っていくと突き当りのようなところにあります。
雰囲気のあるお寺で東京ではないみたいな感覚です。
駐車場は山門前にありましたのでそこから階段を昇っていくことにしました。
どんどん昇って行きます。
傾斜もゆるくそんなに距離もないのできつくはありません。
途中に塩船観音の大杉と呼ばれる巨木があります。
ぼけ封じの観音様です。「ぼけ」も冗談では済まない年齢になっているのでしっかり拝ませていただきました。
塩船観音寺の本堂です。萱葺きの歴史を感じるお寺です。
塩船観音寺は、大化年間(645年 – 650年)に、若狭国の八百比丘尼が、紫金の千手観音像を安置したことに始まるといわれています。八百比丘尼とは人魚の肉を食べてしまい不老不死になってしまった尼さんで全国にその足跡が残っています。
会津で行ったお寺もその関連のお寺でなかなか興味深いです。八百比丘尼関係のお寺巡りもしてみようと思っています。
せっかくなので堂内を拝観させていただきました。
向かいの売店で拝観券を購入します。また御朱印もこちらでいただけます。御本尊、東国花の寺、関東八十八箇所の御朱印をいただきました。またオリジナル御朱印帳がありましたのでこちらも購入しました。
ここからさらに進むと護摩堂があり、どうやらこちらがつつじの名所として知られるところのようですが、残念ながらつつじの季節ではなかったのでこんな感じでした。
どうやらこちらに車が停められたようです。
「つつじや」でお土産のどらやきを購入
お寺に行く前に見えていたお菓子屋さん「つつじや」に寄ってみました。
となりの大門亭というところでイートインもできるようでしたので購入してその場でいただきました。コーヒー無料でしたので得した気分です。
どらやきもなかなかの美味しさでしたが・・・。
残念ながら2017年4月20日をもって閉店したようです。お寺への参詣客が減っているのでしょうか。こういう商売が成り立たなくなって閉店してしまうのは寂しいことです。
青梅 金剛寺へ
続いて青梅駅の方へ向かい金剛寺を目指しました。こちらは東国花の寺に入っているお寺です。
青梅を走る青梅街道はここから奥多摩に入って行き、山の中をどんどん走って行くと大菩薩峠を越えて甲府まで行くことができます。一度走ってみたいのですがどんな感じなのでしょうか。
金剛寺は青梅駅を過ぎてすぐの街の中にあります。
きれいな佇まいのお寺でしたが、残念ながらご不在のようで御朱印をいただくことはできませんでした。こういう札所になっているお寺は書置きを置いておいていただけると助かるのですがどうにかならないものでしょうか。
青梅住吉神社に参拝
金剛寺に向かう途中の青梅駅前にありましたので立ち寄ってみることにしました。しかし駅前のため神社の前に駐車場がありません。横に広い駐車場があったのですがそこは契約者専用なようで入れません。あきらめてどこか探そうかと思ったときに、近くにいたおじさんが車を見ておくから行ってきなさいと行ってくれました。話を聞くと住吉神社の氏子さんの上の方の人のようでした。
境内の入り口に頭から車を突っ込んで階段を昇って参拝しました。
幸いに宮司さんもいらっしゃり御朱印をいただくことができました。
車を出すときもおじさんが車が来ないか見てくれて無事に出すことができました。親切な人で良かったです。
帰りは高速で帰ることにして圏央道の青梅ICまで行ったところ「カインズホーム」があったのでいろいろと買い物をして帰りました。
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