本日は鎌倉の八幡宮から左手側、小町・雪ノ下近辺の散策です。
北条得宗家の屋敷跡・宝戒寺
まずは宝戒寺。こちらは北条得宗家の屋敷跡と言われ、北条高時の慰霊のため、その屋敷跡に後醍醐天皇が建立したと伝えられています。(実際は後醍醐天皇の没後に足利尊氏らが建立したとも。)
いつも朝比奈から鎌倉に入るときにこのお寺の前を曲がって八幡宮方面に行っていて、ずっと気になっていましたが、やっと訪問できました。
お寺の前に数台分の有料駐車場があり、偶々空いていたので駐車しました。ここに駐車できないときは少し戻ったところに広めの駐車場がありますのでそちらを利用すると良いでしょう。
お寺は「志納料」100円です。
境内は小じんまりしていますが適度な広さでよい感じでお参りできます。秋晴れの好天に恵まれ気持ちの良い午後でした。
西御門・来迎寺
せっかく車を停めたので徒歩で来迎寺へ。来迎寺という名前のお寺は鎌倉には二つあり、こちらは西御門のあります。(もう一つは材木座にあります。)
鎌倉ではちょっと珍しい「時宗」のお寺で、1293年(正応6年)に鎌倉大地震で亡くなった村人達の霊を慰めるために建てられました。
本尊の阿弥陀如来坐像、地蔵菩薩像、土紋装飾の如意輪観音像はそれぞれ札所になっています。ご自宅にて3種類の御朱印をいただきました。
源頼朝公墓所
続いて「源頼朝」のお墓へ。
これだけの歴史上の有名人ですのでさぞや立派なお墓かと思ったのですが物寂しい感じで観光地化もされておらず意外な感じでした。
それなりの距離を歩いたのでお茶をすることにし、横浜国立大付属小中の前にある「茶ちゃ」という喫茶店に入りました。
店内は鎌倉らしさを出すようなセンスの良い調度品で構成されており雰囲気を味わえました。味のほうは普通で特筆すべきところはなかったですが、場所が目に付きづらくて空いていそうな感じでしたので、穴場として使える気はします。
最後に鶴岡八幡宮を一回りして帰路に着きました。
鎌倉の秋はとても素晴らしく、落ち着いた一日を過ごせました。
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