福島に泊まり、御朱印巡りをしながら会津若松に向かう日程です。福島は以前住んでいましたので懐かしい場所ばかりです。
福島稲荷神社
まずは福島市内の福島稲荷神社を訪れました。
福島市内で一番大きな神社で七五三などの行事もこちらで行う方も多いです。かの安倍清明が開いた神社です。近所に福島競馬場があることから競馬の神社としても知られています。
小倉寺観音(大蔵寺)
次に市内を少し南下して小倉寺観音(大蔵寺)を訪れました。こちらは坂上田村麻呂が奥州鎮護のために行基の作といわれる千手観音を安置したのが始まりとされています。こちらの観音様はとても見事なもので、しかも間近で見ることができます(要拝観料)。
こちらは信達三十三観音の第一番札所で、こちらで専用納経帳を購入しました。またオリジナルの御朱印帳も売っています。
信夫文知摺
ふたたび市内方面に向かい阿武隈川を渡って信夫文知摺へ。
「信夫文知摺」はもちずり絹の発祥地として知られ、古今集には「みちのくの しのぶもちずり 誰ゆえに 乱れ染めにし 我ならなくに」(源融)と詠まれ、芭蕉も訪れ「早苗とる 手もとや昔 しのぶずり」の句を遺しています。
資料館があり館内はエアコンが効いていたのでトイレ休憩を取らせてもらいました。
こちらは信達三十三観音の第二番札所で、拝観受付で御朱印をいただきました。
安達ヶ原 黒塚
その後、福島市内から再度国道4号線を南下し、安達ケ原の「鬼婆」で知られる観世寺へ。
謡曲・歌舞伎で知られる安達ヶ原(観世寺)には、鬼婆の住家であった岩屋、出刃包丁を洗った血の池などが、今なお残っています。
近くの老杉のねもとには鬼婆の墓「黒塚」があります。
境内には「鬼婆」の資料館(要拝観料)がありなかなか興味深かったです。こちらも拝観受付で御朱印をいただきました。
ここから高速で会津若松へ向かいます。
猪苗代で「薄皮饅頭」で有名な柏屋に立ち寄りました。無料でコーヒーやお茶がいただけ、薄皮饅頭の試食もできてお得です。
途中で史跡慧日寺跡へ。慧日寺は藤原仲麻呂の子で最澄、空海と並ぶ高僧・徳一が拠点とした寺ですが衰退し、度重なる戦乱や災害で荒廃してしまいました。現在は史跡のみ残っており、地元では観光資源とすべく整備を進めています。
となりに恵日寺という慧日寺を復興したお寺があり、そちらで御朱印をいただけるようですが当日は御不在でしたので残念ながら御朱印はいただけませんでした。
この後会津若松の東山温泉に向かいました。