御朱印旅紀行

全国の寺社を旅行して御朱印をいただいています。

秋の上野探索 輪王寺~寛永寺

 このところ御朱印のサイトへのアップが滞っており昨年の年末がまだアップしきれていないというひどい状況です。それに伴ってこの「旅紀行」もやっと昨年の秋という状況で全く季節感のないご報告となってしまい心苦しい限りです。

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 本日は上野公園を抜けてその両側の輪王寺と寛永寺への御朱印旅です。そのつもりで上野公園を歩いていると上野の森美術館で「肉筆浮世絵」展をやっていたので、ついつい入って小一時間見学してしまいました。

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 浮世絵を始め江戸時代の文化は今もなお過小評価されており、むしろ戦前戦後すぐの方がまだ知られていたように思えます。現在は「番町皿屋敷」や「八百屋お七」の話なども子供の世代では全く知らないという状況になっており何とかならないものかと感じています。

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 そういう点で本日の輪王寺・寛永寺も江戸時代は将軍家の菩提寺として広大な領地と権勢を誇った寺が今ではここまで小さくなってしまっていることはかなり衝撃的です。

 上野公園を国立博物館まで突き当たって右に行くと輪王寺です。輪王寺はもともと寛永寺の伽藍の一部で開山堂または慈眼堂にあたり一般には両大師として知られています。

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 本堂の中で御朱印をいただき、オリジナル御朱印帳(寛永寺)も購入しました。

 続いて秋の上野公園を散策しつつ東京芸大の前を通り寛永寺へ。

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   途中に徳川将軍家の霊廟などもありますが一般的な観光地とはなっていないようです。

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 寛永寺も江戸時代の大寺院の面影はまったくない小じんまりとしたお寺でしかも訪れる人も少ない寂しいお寺でした。

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 御朱印は寺務所にていただきました。

 

 

 帰りにどこかでお茶でもしようと思いましたが上野はどこも混んでいるので、途中の国立子ども図書館内の喫茶店を利用しました。

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 工事中で完全にはできていないようでしたが建物の大半が綺麗になっており快適に過ごせました。上野の休憩スペースとしてはおすすめかもしれません。

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